危機にある多国間主義と国連改革への挑戦—中川正春 顧問(前文部科学大臣)の提言 (27/10/2025)

中川正春・世界連邦日本国会委員会顧問(元衆議院議員、前文部科学大臣)は、マルチ外交/国連の危機という認識を共有し、日本も歩調を合わせて国連改革に挑むべきだと主張。あわせて、国連が各国協調を固め得る分野から着実に前進させる実務的アプローチの重要性を訴え、「応援団の一人」としての期待を示した。
レポーター:井門孝紀
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発言全文

中川正春 元衆議院議員 世界連邦日本国会委員会顧問 元文部科学大臣

失礼する。私は国会議員として「卒業」したが、再び戻ってきて仲間に入れてもらっている。
先ほどから指摘のあったように、マルチ外交、あるいは国連そのものが危機的状況にあるという認識は、まさに次の時代の平和や新しい国際秩序を構築する上での基本的な問題意識であると思う。

この状況が生じているのは、国連が十分に機能していないからだと考える。したがって、日本としても国連改革に向けて歩調を合わせ、積極的に挑戦していくべきである。

また、国連が中心となって各国の協調を固めていける分野からでも、着実に前進していくことが重要である。そのような取り組みをさらに推進してほしい。
本日は、応援団の一人として、その期待を改めて申し上げたい。

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