青柳仁士議員は、多国間主義が危機にある現状を「国連再編の好機」と捉えるべきだと強調し、実効性の高い“役に立つ国連”を再び構築する必要性を訴えた。自身の国連勤務経験を踏まえ、日本の国会議員として健全なマルチラテラリズム実現に取り組む決意を表明した。
レポーター:井門孝紀
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発言全文
日本維新の会 青柳仁志士 衆議院議員
今お話があった通り、マルチラテラリズム(多国間主義)が危機的状況にあるという認識は確かにその通りである。しかし、逆に言えば、これは国連にとって新たなチャンスでもあると考えている。
今こそ、国連の再編成や再構築を進める非常に良い機会であり、それによって、より実効的で、各国から高く評価される「本当に役に立つ国連」を再びつくり上げることができるはずである。危機は同時に転機でもあると捉え、この機会を活かすことが重要だと考えている。
かつて一職員として国連で働いた経験を持つ者としても、より良い国連システム、より健全なマルチラテラリズムを実現できるよう、日本の国会議員の一人としてしっかり取り組んでいきたい。 本日は誠にありがとうございました。




