「弱肉強食」に抗して—民主主義を守り築く連帯を(阪口直人 衆議院議員・れいわ新選組)(27/10/2025)

阪口直人議員は、国連ボランティアとしての現場経験を踏まえ、世界で広がる「力こそ正義」的風潮に対し、弱者や少数派を尊重する民主主義の価値を守り抜く必要を強調。国際社会では弱い立場の国々との共生、日本ではより民主的な世界の構築が不可欠とし、国連と日本の役割について見解を求めた。
レポーター:井門孝紀
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発言全文

れいわ新撰組 阪口直人 衆議院議員
皆さん、こんにちは。ただいまご紹介いただいた通り、私は国連ボランティアとしてカンボジアやモザンビークなどの現場で、平和構築や民主化支援に取り組んできた。
私は「民主主義」という価値にこだわり続けたいと考えている。現在の世界では、「力こそ正義」という風潮が広がり、権力を持つ者が自国の利益のために何をしてもよいかのような政治がまかり通るような状況の中でこそ、民主主義――すなわち、弱い立場の人々や少数派の意見を尊重する社会――を守り、築いていく必要があると考える。
日本も、いま新たな「弱肉強食の国際秩序」が形成されつつある中で、国際社会の中でより弱い立場にある国々との共生に注力しなければならない。そして、その前提として、より民主的な世界を構築していくことが不可欠であると思っている。
この点に関して、国連、そして日本が果たすべき役割について、ご助言をいただければ幸いである。 よろしくお願いする。

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